【 長屋市議の訃報( 21/05/23 sun )】同じ自民会派の長屋千歳市議がご逝去されました。長屋さんは、本来私の同期組でした。三度の挑戦でようやく勝ち取られた市議会議員、その間、議員になられる前から、極寒の早朝街頭活動をはじめ、数々の有志の選挙戦に熱心に応援参加され、その度に岐阜市政への並々ならぬ熱意を感じていました。今年度は一緒に会派の副幹事長を受けていましたので、一緒に汗を流せることを楽しみにしていましたし、仕事の面では日頃から地元の早田地区の活動をはじめ、子ども食堂や引きこもり支援団体を立ち上げるための活動に取り組まれ、また、都市農地の保全(生産緑地制度の導入)に向けて積極的に関係者に呼びかけ勉強会を展開されるなど、本当に熱心に取り組まれていました…。残念です…。

何より、参列者の誰もが「どうして?」とお互いに尋ね合うなど、我々はじめ殆どの方には突然のことでしたが、実は2年前から闘病していたことをご主人様より伺うこととなり「議員は市民の皆さんのものだから、公私を明確に分けることが妻の意向でしたので…。」と、つい最近の新年度予算協議をはじめ、いつも笑顔で立ち振る舞われていた場面が次々に回想されて、まさに公職を全うされた長屋市議に改めて手を合わせています。

立礼の際、娘さんに「本当に強いお母さんでした」と挨拶すると、「母の分までお願いします」と皆さんに声をかけられていました。帰り際、幹事長の須田市議より「長屋さんのやり残されたことをみんなで取り組もう。それが何よりの供養になる」と立ち合わせた議員に呼びかけられました。長屋さんの同期の渡辺市議は既に長屋市議の議会質問内容の議事録を読み返しているとのこと。まさに長屋さんの志を引き継ぎ、ひきつづき誠実に岐阜市政に臨みたいと思います。合掌…。