【 細江茂光市長引退表明( 17/09/29 fri )】本日の市長記者会見において現職の細江市長が引退を表明しました。「事前の一策は事後の百策に勝る」そして「経済のない行政は寝言」を基本理念として市政にあたられた4期16年。うち私は2007年の市議初当選からの10年間、議会側からご縁を頂きました。思い出深いのは何と言っても市岐商の立命館への移管問題。議会での請願不採択のちに「民意を問う」と、電撃出直し市長選に打って出た時の連日の大議論を未だ昨日のように思い出します。結果は無投票再選、その後の議会でも決議僅か一票差で立命館への移管ならずで悔しい結果に終わりましたが、実に熱く岐阜市政のこれからを論じた、思い出深い出来事です。その後はメディアコスモスや新市庁舎建設など「12年間の改革の実りを市民へ」をキャッチフレーズに臨んだ今期の4期目。うち、新市庁舎設計を巡っては、その手法に激しく疑問を呈したこともあり、何度も市長室に通いました。まさに是々非々で議論を交わすことができたのではと、貴重なご縁に感謝しています。残り約半年の任期中には、連携中枢都市圏の連携協約締結、新市庁舎入札不調の対応、メディアコスモスの雨漏り問題、放課後児童クラブ、第三期中心市街地活性化基本計画などなど、まだ重要な課題が残されていますが、最後まで「事前の一策」を大切にされ励まれることを願っています。本日の市長の重い決断につき、まずは敬意を以て頭を下げています。