【 総合治水対策と学校グランド貯留施設( 19/02/24 sun )】#木之本 公民館で定例の市政報告。決算や予算の報告に加え、#徹明さくら小 の校庭で進む貯留施設整備についても市政報告。実は #伊奈波神社 参道にある #伊奈波公園 の地下は写真のような大きな貯留施設になっています。#岐阜大仏 前の一方通行の道路(梶川町)も本町にかけての約500メートル区間の地下が同じように貯留施設となっています。

いずれも公共下水道雨水渠の今泉排水路が、築造当時の計画を大きく上回るほど都市化されたことで水の流れ込む量が増し、このところの局地的な浸水対策のため整備されています。本来の排水路を補完することが目的です。

#旧徹明小 や #明郷小 のグランドをはじめ、平成22年度末までに18の流域貯留施設が整備。今年度は #徹明さくら小、来年度は #本荘中学校 が予定されています。

従来の河川対策に加え、都市に降り注いだ雨水の流出を一時的に学校のグランドをスポンジ(保水)として機能させ、河川への流出を抑制するための総合治水対策で近年の豪雨災害に備えようとするものです。美しい長良川の水に恵まれた岐阜市なだけに、表裏一体の政策です。