【 景観行政とドリームシアター( 21/09/20 mon )】 岐阜市明徳町にある #ドリームシアター岐阜 が遂に再塗装されることになりました。同施設は景観法に基づく岐阜市景観条例が制定される以前に建てられたもので、一部には視覚的に強烈な印象を与えるピンクと黄色の色彩となっており、このことを以前の #岐阜市議会 でも取り上げ改善を主張した案件です。開館から27年が経過、経年劣化も含めた対応とのことですが、今回は景観アドバイザーの意見も踏まえ、周辺環境との調和を重視し、落ち着いた彩色へと変更されることになります。公共施設の色彩は人それぞれに感性が異なるため「かくあるべき」との方針は、京都市のそれが公共施設はもちろん、民間施設の看板までも含めて強く規制するように、都市としてのブランド戦略が根本になります。であるがゆえ、まだまだこの分野は、岐阜市のヴィジョン提示と丁寧な合意形成が発展途上のように思います。ぜひじっくり取り組んでいきたいと思っています。