【 本会議質問と答弁要旨( 18/09/18 tue ) 】#和田直也 です。議会事務局から議事録を頂きました。本日の市議会本会議の質問と答弁の要旨です。

Q.質問
A.答弁
O.意見

【1】災害時の情報伝達手段について
< 答弁者:都市防災部長 >
Q.岐阜市の災害情報はここを見れば全てわかる!とのポータルの位置付けを明確にしてはどうですか?
A.岐阜市トップページに表示するよう情報を一元化します。
Q.SNSの効果的な使い分けが大切。岐阜市防災公式Twitterアカウントの開設を提案します。
A.効果的であると考えられます。広報広聴課と連携し検討していきます。

【2】トランジットモールと国家戦略特区について
< 答弁者:副市長 >
Q.国は道路交通法第10条で歩車分離を規定する一方、地方創生加速化交付金で歩車共存(トランジットモール)を応援してくれています。本来イベントではなく交通社会実験としてスタートしたものです。これを逆手に取り、福岡市きらめき通りのFUKUOKA STREET PARTY の国家戦略特区を参考に、岐阜市も国家戦略特区を目指して本格的な導入検討とそのための課題整理に着手する時期ではないでしょうか。
A.規制を所管する関係機関と調整し、知恵を出し合いながら岐阜市版のトランジットモールのあり方や実現方法について議論を深めていきます。

【3】公共施設マネジメントと避難所のバリアフリーについて
< 答弁者:教育事務局長 >
Q.本荘小は体育館が2階にあります。そのため避難所が2階にあり、上下移動のバリアフリーが急務です。本荘小以外にも、島小、三里小、加納小、則武小、且格小、網代小、長良中、藍川北中、長森南中と市内全10校あり、公共施設をトータルな目線で全庁的に再調整していく必要があります。2階に避難所がある学校体育館への上下移動のバリアフリーに向けた今後の改善方針を明確に示してください。
A.10校について、昇降機や昇降車を前提に今後5年をかけて順次整備していきます。

【4】新庁舎のエレベーターについて
< 答弁者:市長 >
Q.既に細江市長時代に設計変更され誰でも利用できるエレベーターになりました。ゆえに岐阜市は特権エレベーターではないと繰り返し説明していますが、新市長として従来の岐阜市の立場を共有できますか。
A.来庁者の動線、不測の事態へ対応する動線として一定の必要性があると考えていますが、コストに見合った効果が得られるのか必要性に疑問を抱いていました。
Q.なぜこのタイミングでの表明になったのですか。
A.機種選定の過程でエレベーターの最新の制御機能の活用をすれば中央エレベーターで代替可能との確信が得られたためです。
Q.他にも使い勝手が悪いと考えられる箇所はありますか。
A.工期や事業費など制約がある中、私の想いは十分に実現できていると考えています。
Q.空洞にすることに伴うデッドスペースに係る費用計算はどう考えますか。
A.完成後に整備効果を慎重に見極め適切に対応していきたいと考えています。
Q.将来に含みを持たせることは問題の先送りという判断になりませんか。
A.廃止後の活用は工期と事業費で課題があるため、現時点では見送ることにしました。

【5】市長公務について
< 答弁者:市長 >
Q.多方面の関心事に基づき代弁質問します。安全祈願祭等の市長公務の相次ぐ欠席理由をお尋ねします。
A.信仰に関わることについては線引きをさせていただいています。

【6】政策プランについて
< 答弁者:市長 >
Q.先の議会にて、市長選で掲げた政策プランはマニフェストではない旨の答弁とそれに基づく新聞掲載がなされました。しかし市職員はマニフェストだと思って読み込み6月議会でもそれに基づいて予算説明をされていました。評価体制の構築についても、評価は政治家として自分自身が行い、後援会を通じて広く市民に発信するとも答弁もされましたが、すると政策プランはあくまで後援会向けという理解になります。では政治活動に一定のラインを引かなくてはならない市職員は、政策プランをどう理解すれば良いでしょうか。
A.私の政策プランと市の各種計画に基づく政策は、行政課題を丁寧に解決し、暮らしやすく活気に満ちた岐阜市を希求する基本的な考え方は同じです。
Q.民主党国会議員として政治の舞台に上がった柴橋さんはマニフェストの申し子ではなかったかと思いますが、マニフェストそのものの認識をお尋ねします。
A.金額や目標にこだわりすぎた結果、政治が硬直化したことがマニフェストへの教訓でした。このままのマニフェストで良いのかというのが今日的な課題だと認識しています。
O.政務と公務という言葉がありますが、安全祈願祭などの市長公務は代理に任せている点では政治家柴橋さんと市長柴橋さんが一体なのに(信仰上の理由そのものは尊重します)、政策については政治家柴橋さんと市長柴橋さんに一定の区切りを持たせている点はやはり疑問で、ここが共有できないとすると、それが基本スタンスの違いです。しかし、岐阜市のために手を挙げられた、これは私も含めて本議場におみえの全ての議員とも共有できるはずです。いろいろ申し上げたので気分を害することもあると思いますが、岐阜市のための善政競争と理解を頂いて、今後も基本スタンスの違いを明確にしながら、是々非々にて厳しく質していきたいと思います。