【 岐阜市水道行政〜有収率向上へ( 17/09/25 mon )】開会中の岐阜市議会は建設委員会の討論採決。岐阜市の有収率(= 給水する水量と料金として収入のあった水量との比率)の平成30年度までの目標値78.5%に対して昨年度進捗0.1%、現状74.8%と全国の中核市比較でも低い状態にあることに関連して「公共施設等総合管理計画」とも照らし合わせながら、現実的な目標値への見直しと効率的な手法の構築を要望しました。清流・長良川の豊富な地下水に恵まれる岐阜市では、井戸水をご利用の企業・ご家庭も多いため、一概に有収率の低水準を理由に水道行政を批判することはできませんが、昭和3年には既に水道事業に着手した全国でも長い歴史を誇る岐阜市の水道行政です。ゆえに老朽化した水道管の布設替えニーズも高く、有収率と直結する課題でもあります。引き続き動向注視していきます。(写真:金華山の地下にある岐阜市上下水道事業部の鏡岩水源地)