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▼ 質問(和田直也)

→庁内の横断的な連携をつかさどる組織体制についてお尋ねをします。
道路、橋梁に代表されるインフラ施設、庁舎や学校、市民会館などに代表される箱物施設、ごみ処理場や下水処理場に代表されるプラント施設、岐阜市が維持管理している公共施設の老朽化を人口減少の中でどう対応していくかは、もはや全庁的な課題だと思います。一体この膨大な事務を誰が行うのか。計画策定の後には横断的な調整、連携をつかさどる組織体制を確立する必要があると思います。
千葉市では資産経営計画基本方針のもとに、財政局の中に資産経営課が新たに設置され、まさに今言う横断的な連携をとりながら、公有財産の有効活用や維持管理経費の最適化を進めております。
岐阜市には庁内に公共施設適正配置等に関する検討委員会が設置されております。まず、この検討委員会は今後どのような位置づけになるでしょうか。この検討委員会の検討内容は専ら新市庁舎のあり方でありましたが、既にこのテーマは別に検討委員会も設置されたところであります。日々の業務に忙殺される各部局のことでもあります。白書を公表した以上、庁内の横断的な連携をつかさどる体制を整えるときと思います。事前の一策を語る白書ですから、これにのっとった組織体制の構築を求めますが、藤澤副市長のお考えをお尋ねします。

▼ 答弁(副市長)

→道路、橋梁、それから、上下水道管渠などの都市基盤であるインフラ資産につきましては、更新計画が策定され計画的な更新が図られておりますけれども、教育施設、福祉施設、文化施設など、市全体としての更新計画が策定されておらず、全庁的な視野からの更新計画が必要でございます。当面は新たなプロジェクトチームを編成してこれらの懸案に取り組むことや、あるいは公共施設適正配置等に関する委員会を活用するなどの方策につきまして協議を進めてまいります。

▼ 質問&答弁、その後の進捗状況ご報告。

■ 進捗度評価 ・・・ △ 現在進行中 
→公共施設等総合管理計画策定に伴い、公共施設等の総合的かつ計画的に管理することができる全庁的な組織体制の基本的な方針についても検討していきます。(企画部回答)

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