gikai_H20_03

▼ 質問(和田直也)

→2010年に「豊かな海づくり大会」の岐阜県での開催が決まりました。海のない県での開催は初めてといいます。山・川・海の一体的な連携の大切さを内外に発信する絶好の機会です。限界集落対策はもとより、広葉樹などの植林等「山の保水力回復」は、ミネラル豊富な海の環境をつくり、流域に住む私たちの生活を安定させてくれます。岐阜市の取り組みと今後の政策をお尋ねします。

▼ 答弁(市長)

→岐阜市の飲用水、工業・農業用水、その殆どを長良川の伏流水に頼っている現状を踏まえ、将来にわたって長良川の恩恵が受けられるには、上流域との連携による森林の適正管理が大切です。「たずさえの森」事業による植林活動、「長良川流域環境ネットワーク協議会」による流域市町村との連携を強化したいと思います。

▼ 質問&答弁、その後の進捗状況ご報告。

■ 進捗度評価 ・・・ ○ 達成・実現
長良川流域の18市町や企業、環境保全団体が一体となった活動に取り組んでいます。参与として、国、県の関係機関、顧問として岐阜大学の専門家にも参画して頂いています。活動内容は、長良川流域環境ネットワーク協議会のホームページを開設(ホームページはこちら)し、広報活動も展開します。今後の活動計画としては、森林保全の意識啓発のため、岐阜県森林研究所の協力を得て間伐体験学習会などを予定するほか、平成22年に開催される「第30回全国豊かな海づくり大会」への協議会としての参加も予定しています。
( 09年04月現在 – 市長答弁担当・自然共生部、農林部 回答)

tazusaenomori