【 身障本荘分会( 17/03/26 sun ) 】障害者差別解消法が施行されて約1年。悪意による差別はないものと信じますが、認識不足による結果的に残念な事件は、昨年の金沢市での盲導犬タクシー乗車拒否事案にもあるように、まだまだ身近に潜んでいるように思います。と同時に、身障者同士の調整も気を配る仕事となります。足の不自由な方からのご相談では道路の段差解消を要望されるも、視覚障がいをお持ちの方からは逆に道路には段差がないと困るとのお問い合わせを頂きます。また、交差点での視覚障害者用交通信号付加装置(岐阜市では東西がカッコー、南北がピヨピヨと音が鳴ります)を巡っては夜9時以降は音を止めますが、それ以降は障がいを持つ方は外出するなということか、との問い合わせに対して、たまたま信号機の前が家の2階の寝室になっているという住民からの不眠を巡るお問い合わせもあります。現場立ち会っての対応の調整など、多くの仕事がまだまだあります。小さなまちに共に住まう多くの出来事ですが、ひとつひとつ丁寧に調整し、分かち合える環境整備に努めたいと思います。